『馬木大師 遍照寺』にお参りされ始めた頃には
すでに末期がんの状態だったのですが
それから5年以上
お大師様を心の拠り所とし
ある種の奇跡を起こしながら
がんばって生き続けた女性がいらっしゃいました。
私とは
お参りが難しい状況になってからも
死の直前までフェイスブックのメッセージ機能を使って
病院からやり取りしておりました。
ただ、その人の関係者も
最近はあまり見かけないので
お盆の前に経木を書いて流して差し上げました。
経木立てで経木を目にした方もあるかも知れません。
それからお盆を終え
改めて、その女性とのやりとり読み返していると
その女性のフェイスブックページに
ご主人が故人に代わってという形でご挨拶を記されてました。
それもまたじっくり読んでみると
その女性が亡くなった日にちは8月12日。
僕が経木を書いて流した日だったのです。
亡くなられてから2年経ちましたが
『馬木大師 遍照寺』のご本尊様と
その女性の心の繋がりを改めて感じられた瞬間でもありました。
南無大師遍照金剛