阪神大震災の時に
私は学生ボランティアとして
現地で活動致しました。
現実はテレビで見る以上でした。
街の状況もそうですが
被災者の状況もそうです。
とある学校の体育館に行った時は
毎晩泣きじゃくる子供がいました。
他の人の睡眠に影響を与える程の激しさでしたが
ボランティアリーダーの人に
『お母さんが亡くなっているから皆我慢しているんだよ。』
と言われました。
次の場所では被災者でありながら
ボランティア活動に休みなく関わる人がいました。
『少し休まれては。』
と言うと
『妻も子供も死んだから、気を紛らわす為にやらせてくれ。』
と言われました。
それが私の見た現実です。
軽々しく頑張って下さいと言って
はい頑張りますという状況ではありません。
私達が出来る事は
生きている人・生きたいと願う人に
私達が出来る事を行うという事です。
コメントをお書きください