フラワーフェスティバル

  

 広島のGW名物イベント・フラワーフェスティバル。

 晴天にも恵まれ、歴代3位の入場者数との事ですが

 このイベントは私達が子供の頃から

 ”一応、行くけど内容はイマイチ・・・。”

 と言われていました。

 恐らく、みなさんの感想も近からず、遠からずだと思います。

 原因はなぜでしょうか。

 

 先ず、神仏を拠り所としないお祭りは歴史的に繁栄しません。

 京都の三大祭り等、日本を代表するお祭りは

 全て神仏を拠り所としておりますし

 世界的にみても、キリスト教等が関わるものだがほとんどだと思います。

 フラワーフェスティバルには”平和”という哲学はありますが

 それを明確に示す何かが祭り全体に存在するわけでもありません。

 

 また、単純にお祭りの内容を考えても

 フラワーフェスティバルという程、花がメインでもないですし

 パレードといっても、あくまで市民レベルで

 著名人や有力なパフォーマーが積極的に参加するわけではありません。

 最近は「よさこい」を押しているようですが

 これは広島を発祥とするものでもありません。

 

 今後も時期や規模での集客はあるでしょうが

 例えば「博多どんたく」等に迫る可能性があるかと言われれば

 全くないと思います。

 

 S・B・K会員等にも言える事ですが

 何かを広めようと思えば

 先ずは明確な柱を見つけなければなりません。

 見つけられなければ、作らなくてはなりません。

 そこからの展開は有り得ますが

 柱無き展開はあり得ません。

 

 常に私も口にしていますが

 『本質を変える事なく変化する。』 

  という事です。

 全ては本質から始まる。

 この密教思想は忘れませぬように。

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

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